FXによる利益が発生した場合のふるさと納税の限度額の計算方法
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副業としてFXを行っている方の中で、ふるさと納税に関心を持っている方も多数いることでしょう。
しかし、残念なことにFXを行っている場合の確定申告を説明してくれるところや、サラリーマンの方のふるさと納税の限度額を教えてくれるサイトや場所はあっても、FXによる所得がふるさと納税に与える影響を教えてくれるところはどこにもありません。
なので、こちらではFXを行っている方のふるさと納税の限度額の計算方法をお伝えします。
まず、大事なのはFXを1月1日~12月31日まで行った結果、利益が出ているかどうかです。
残念ながら損をしてしまった場合はFXでふるさと納税の限度額が変わることはありません。
しかし、FXで利益が出た場合には利益金額の1.2%~1.3%ほどふるさと納税の限度額が増えることになります。
この場合のFXの利益の額とは確定申告書の第3表の75番に表示される金額のことを言います。
以下の部分です。
75に表示される金額は、FXの1年間の収入金額の合計から1年間の経費の合計を差し引き、他に所得(給料など)がない場合には所得控除の金額も差し引いた残額になります。
例えば75の金額が10万円だとしたらふるさと納税の限度額は1,200円~1,300円増えることになります。
もちろん、1年経過しないとFXの利益は分かりませんので、そこは予測などをしながらどれくらいの金額になるかを見積もることになります。
多く見積もりすぎないことが重要になってくるでしょう。
これはあくまでもFXの利益に限った話ですので、次は給料とFXの利益がある場合の計算例をご紹介しましょう。
次は給料とFXがある方のふるさと納税の限度額の計算をどうすべきかです。
おそらく多くの方がFXと他の所得をお持ちだと思いますので、こちらの方が実践的な話になりますね。
しかし、実際はそう難しい話ではありません。
以下の手順で計算することが出来ます。
①まず、お給料しか所得がなかった場合のふるさと納税の限度額を計算します。
②そして、①の金額に先ほどのFXで出た利益の1.2%~1.3%を加算します。1.2%で計算しておけば問題ないでしょう。
これだけです。
では、①のお給料しか所得がなかった場合のふるさと納税の限度額の計算について考えて行きましょう。
ご存知の通り年間のお給料の額が確定するのは12月の最後のお給料日(又は賞与日)となります。
なので、それより前に限度額を知りたい方は年間の給料額から予測することになります。
予測さえできればこちらの控除シミュレーションである程度の金額を見積もることが可能です。
こちら → 控除シミュレーション
こちらには簡単シミュレーションと詳細シミュレーションの2つがあります
大雑把な金額で良い方は簡単シミュレーションを詳しく知りたい方は詳細シミュレーションをご利用ください。
入力する金額は以下になります。
年収の見込み額と家族構成を入力することで限度額を計算できます。
なお、家族構成は分かりにくいので補足をしますと
・独身又は共働き
独身の方と夫婦共働きの方が該当します。なお、共働きでお子さんがいらっしゃるけど全員中学生以下、という方もこちらに該当します。
・夫婦又は共働き+子1人(高校生)
夫婦のどちらか片方しか働いていない場合と、共働き世帯で高校生のお子さん(その年で16歳~18歳になる方)が1人いらっしゃる場合になります。
なお、夫婦のどちらかしか働いていない場合で、お子さんはいるが全員中学生以下の場合はこちらの「夫婦」になります。
共働き世帯で高校生のお子さんが1人、他のお子さんは全員中学生以下、という場合はこちらの共働き+子1人(高校生)になります。
このように中学生以下のお子さんはカウントされないことに注意が必要です。
こちらは年末調整済みの源泉徴収票をお持ちの方か、今年の年収をある程度把握して、尚且つある程度の税法の知識がある方向けになります。
・「(1)総収入金額」に年間の給与を
・「(2)給与所得控除後の金額」には源泉徴収票の給与所得控除後の金額を
・「(3)所得控除額の合計額」には源泉徴収票の所得控除後の合計額をそれぞれ記入します。
昨年とさほど給料に変動がない方は昨年の源泉徴収票で計算してみても良いでしょう。
また、こちらの計算サイトで(2)と(3)の金額を見積もっても良いでしょう。
こちら → カシオの計算サイト
こちらの計算サイトで計算した「給与所得控除後の金額」と「所得控除額の合計額」を(2)と(3)に記入します。
そして、計算された限度額に先ほどのFXの利益の1.2%を加算すれば見積額が計算できます。
なので、こちらで限度額が15万円と出て、FXの利益が10万円だとすると
給料の限度額・・・15万円
FXの限度額・・・1,200円
合計・・・ 151,200円
となり、ふるさと納税の限度額は約151,200円ということになります。
もちろんこの数字は参考数値でしかありませんのでふるさと納税を行う際はある程度見積もった限度額に余裕を持ってふるさと納税を行うようにすると良いでしょう。
このサイトの管理人
東京税理士会に所属していた元税理士。
所得税の確定申告では不動産賃貸業、コンサルタント、医師など数多くのクライアントの申告業務に関わってきました。
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